日々の生活にみる驚きの中国

単身赴任中の中国(大連)で日々発生する“驚き”を強引かつ身勝手な比較文化で紹介。

心より御礼の言葉

2015年07月25日 | 大連生活

いつの間にやら足掛け7年の大連駐在。 単身赴任で好き勝手出来た開発区の住居を引き払い、日本に帰国。 日本(我が家で)で我が身の置き場を取り戻し既に1年余を経過した。 その間、中国へはお出かけの機会なく、遠くより中国を眺めている。 正直なところ、住居を手放すと大連への気持ちも遠のいている。

帰国後の当初の計画では
現地でなかなか思い切って書けないことを、過去の内容を振り返りながら、検証、修正しながら、『 実は・・・・』 という展開を考えていた。 しかし、わずか1年ではあるが、気持ちに変化が生じた。 むろん怠け心もある。 

中国と日本との関係はといえば、政治の世界はやっかいで、相変わらずチグハグ・・・ そんな中で、国土と人口のみならず経済発展を背景に、世界における中国の力、立ち位置は上昇し続けている。 中に、力づく、覇権主義的行動も見え隠れして、気分を悪くすることもしばしばだ。

庶民レベル(???)では、中国人観光客の爆買いは凄まじく、世界中で注目されている。 何も、品物だけでない。 相当の不動産が中国人所有に変わっているそうだ。  かつての日本も騒がれたのだがやはり、数、馬力がある。 目立ちもしよう。

いずれ(国・庶民)をみても、背景には力・お金に物を言わす。 やっかみ7割ほどあるにしろ、中国を好きになる話題ではない。 こんな周囲の流れにおいて、私にとって、大連は・・・ 、大連の友人たちは・・・  悪いかもしれないが、悪く言うな! 複雑な気持ちに変わった。 何も私まで 実は・・・ とやる必要もないだろう。 大連発展の活気の中で、底知れぬパワーを身にしみて感じ、反面、汚い裏の一部を見てきた。 もちろん私の知識はごくごく一部にすぎないし、変化が早過ぎる。 1年とはいえ、既にその間の現地の変化は大きいはずだ。 

TV報道を丸ごと信用するはずもないのだが、報道のいやらしさは日本も似たような部分を感じる。 悪い部分を強調し、極端な報道はどこも同じだ。 中国を嫌いになりたくはないのだが、日本から見る中国は相変わらず・・・・ 

当ブログは、永年頑張ってきた割には、最後が尻すぼみで、情けない有り様。 今でも、お立ち寄りいただく方が有り、申し訳ない限り。 また、これまで興味をもって頂いた方々に深く、深くお詫び申し上げたい。 ブログは当面この場に残させていただくが、これにて最後のご挨拶としたい。 

その間、120万回を超える閲覧回数、42万人の訪問者があったそうだ。 まさかこんな事になるとは夢にも思わなかった。 広告でお入れておけば・・・・・ (唯一の後悔 笑・・) 

読み続けていただいた皆様、中国で支えていただいた皆様、迷惑をかけた皆様、大変お世話になりました。 ありがとうございます。

最後になりましたが、引き続き大連にて頑張っておられる駐在員の皆様、健康に気をつけがんばって下さい。


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今頃になって気づく損失

2014年08月11日 | 単なる愚痴
台風騒ぎがあったものの、日本では帰省ラッシュが始まっている。 待ち受ける側、全国的に雨続きで墓掃除もまだという方も多いことだろう。  

休みを前に、納涼会と言うことで、会社の同僚達との飲み会があり、普段現場との接触が少ないだけに今回はお忘れなく・・・ ということで参加した。 

大連滞在中、飲食店も様変わり、以前は行きつけの店があり、顔見知りのスタッフがあちら、こちらにいたものだ。 それが今は、どこに行っても『あなた誰?』の世界。 ただの客である。 これでもあなたよりずっと先に、この辺りで飲んでた人ですよ。 こうなると椅子の座りごこちが以前とは段違いだ。 楽しさ、くつろぎ度、満足度・・・ やはり違う。

地元なだけに、仕事とプライベート、健康を犠牲にし、長期に渡る投資により、この中の数店より『常連さん』の称号を手に入れていた。 これがきれいに、あっけなくなくなった。 地元に馴染みの店がないとは・・・・ 情けない。 自然と足も遠のくというものだ。 見方を変えれば、今は、開発区の店から私は消えつつあるのだろう。 こちらの投資額も大きかったのだが・・・・ 残念。 

本日の参加者、むろんみなさん私よりはるかに若いのだが、出る歌、出る唄 全く知らない。 早口言葉か? 画面の文字にもついていけない。 誰の歌やらさっぱりわからない。 むろん聞いたところで知るわけがない。 日本の歌も様変わりだ。 

その間、私は中国で、中国語の歌を練習してきた。 むろん常連客としてである。 そうやって現地適応度を上げてきた。 わざわざ日本の歌は・・・・ 練習もしない。  ならば日本で中国語の歌? これまた困ったものだ。 所詮カラオケは自己満足といえども、たまにはよかろうが、周囲のどっちらけは明らか。 要は乗りが悪いではなく、乗れない親父である。

海外への赴任、島流しのようなものだ。 赴任者はこれまでの貴重な『時間の連続性』を剥奪された被害者である。 そしてまた大連の連続性も剥奪されるのだ。 これから新たな連続性を・・・・? なにを今更である。 面倒くさいが先にくる。 



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生活の変化(よりもどし)

2014年08月06日 | 比較文化

開発区の我が家を引き払った時点を正式帰国とすると4ヶ月目。 田舎のこと、そろそろ近所の人達もご存知で、道で出会う人から、『帰ってきたね』の愛の一声がある。 『もう行かんでもいいとね?』 やはり、飛ばされていたとの認識があるのでは?? 似たようなものだが、微妙な言い方が気になるのだ。 

家では、完璧なまでのマイペースな私生活(誰もいない、何も言われない)が、大きく変化する。 わがまま、好き勝手、自由以外なにもない単身生活。 かたや、家族といえども自分以外の生活が複雑に絡む生活に入り込む。 いつも家族のために動きまわる家内がおり、受験生、看護士、元気で外出が好きな高齢者 休みか?テストか? 夜勤か? 遊びか? グランドゴルフか? 病院か? 様々な家族の事情も無視はできない。 私は? 体重が増え、体力が落ちた中で、雑草との戦い! 犬も、鯉も餌を待っている。 

子どもたちは親は無視。 しかし依頼はある。 奴隷か・・・  老婆には気を使う(心配)し、自分が動けぬ分人(私に)にご指図はある。 家族とはこんなゴタゴタの中にあるのだろう。 

問題は外だ。 感覚が抜けきれてない、戻りきれてない部分を自覚する。 運転が雑、やることも雑。 大連滞在中以上に雑・・ ? 

開発区を歩く時、日の丸を付けずとも、日本人代表で街を歩く。 そうそう変なこともできないのが海外だ。 あれでも・・・   対中国人もあるのだが、むしろ対日本人。 狭い開発区、何を言われるかわからない。 日本を歩けば、全て赤の他人、知り合いは仲間。 日の丸もなく、我が家同然。 よって、雑 ?  最近の口癖だが、『日本人はまじめ~』 

面倒に感じるのが、ゴミの分別。 そこまで必要? だよね。 中国ではさんざん言ってきたのは私なのだ。 生ごみと電池やガラスは・・・・  でも、容器と蓋を分けるのは?? 

中国に行った時。 まじめに生活してももちろん問題は発生しない。 しかし、日本に戻るとそうはいかない。 中国人が日本で生活を始める時のカルチャーショックは、日本人の比ではないようだ。 改めて異文化を意識する。



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日本の夏 

2014年08月05日 | 単なる愚痴
夏といえば、ヒマワリ。 日差しを和らげるアサガオ。 セミが鳴き、トンボが飛ぶ。 これぞ日本の夏。 なのだが、気温の高さも、ゲリラ豪雨も既に毎年のことになり、被害が出るのも当たり前になっている。 特に、先週は台風12号が。 続いてなぜか11号が九州を目指し、ノタリノタリと近づいている。 日本全国で長雨となり、局所で集中豪雨のオンパレードだ。 夏らしい日々というよりもまるで梅雨末期。 (ヒマワリは豪雨で倒壊し哀れなお姿)

季節の中で、山があり、川がある。 言葉はいいが、現実は雑草が生え、雨の中、家の周りの草刈り作業が待っている。 また、夏野菜は家庭菜園で出来るのだがカラスの餌となり、、我が家の周辺はイノシシまでも出てくる。(直接見たことはないが) これも自然といえば自然。 

最近は、世界各地で紛争が激しくなっている。 何と人間は愚かな生き物だろう。 殺し合いをしながら、神を祈る。 アルバイトの兵士もかなりいるとか。 何がなんだかわからない。 誰のために、何のために。 巻き込まれる一般の人、子どもたちがかわいそうだ。 そんなことより、人類の生存を掛けた、自然破壊、温暖化、氷河期もあるのだが。 月に行くのもいいのだが、そこも資源の争奪戦? 軍事目的? 情けない話である。 

原爆記念日があり、夏の甲子園が始まり、お盆が来る。 言葉を聞いただけで日本の夏。  汗が出てきそうだ。 駐在の皆様、暑い日本にお帰りだろうか。 

まとまりがないついでに、大連での夏の思い出といえば、
ビルの構造上という理由でエアコンが効かず、ピーク時は床に寝た。 湿気がなく、過ごしやすい大連・・・  だったのに。 大連とて様変わり。 仕方がない。 夏は暑いのだ。 しかし、この構造上・・・・とは。 要は偉い人が通る方にはエアコンの室外機を見えないように隠せという理由らしかった。 思い出しても腹が立つのだがこれも今となっては思い出だ。 
 



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本音の対日感情は?

2014年07月26日 | 単なる愚痴
どうも最近は中国は偉くなったようだ。 確かに、力もあろう、金もあろう。 強い中国も悪いとは言わないが、なかはな思想が見え隠れするのが気味が悪い。

報道でも、周辺各国とのトラブルや、いつの間にやら韓国と手を組んで日本への批判が繰り返えされる。 67年前の話だ。 またか? いつまで続ける? あまりに一方的ではと日本人は思うのだが、そうもいかないらしい。 何かにつけて67年前に戻るのだ。 

日中友好、私もこれまで其の一環を担ってきたのだが、正直なところ最近の中国は嫌になる。 S氏はテレビで見たくない。 興味が有るはずの中国の話題だが、チャンネルを変える。 ここまで切り返されると、国内事情が悪いから外に敵を・・・・ まさかいつもの手では? 疑いたくなるというものだ。 

今後、中国は? W経済でシャドーもある。 有力者は海外へ。 どこまで表でどこに裏があるのか。 チキンナゲットで改めて言われる拝金主義。 現地では西の悪しき金儲け主義というのだが、どの口が・・・・  中国(人)の拝金主義は世界でダントツだ。 もっと自信を持って欲しい。

私がこうだから、一般の人はなおさらだろう。 しかし、逆もあるはず。 中国での報道は見ないでもわかる。 なにせ、他国に関してはストレート、遠慮はない。 自分たちは何を言ってもいいらしい。 現地にお住いの皆様、さぞ気分が悪いことだろう。

中国にいる時、ん・・・・ん・・・  少なくとも嫌いではなかった、言い換えれば、嫌いになったらいけないと思った部分があった。 離れた今、たくさんの現地の友人を思い出す。 いい友人達だ。 自分たちの国を彼らはどう思っているのだろうか。 本音では、日本は嫌いなのだろうか。



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過去を振り返る時

2014年07月04日 | 単なる愚痴
大連金普新区の誕生

現地を離れた者がレポートするのもおかしな話だが、ニュースによると大連市がまたもや大きく様変わりするそうだ。  つい最近、開発区から金州新区に代わり、私の会社も保税区に組み入れたれたばかり。 今度は、大連市金州区のすべての行政区域、普蘭店市の一部地区を統合して、大連金普新区になるそうだ。 (どう読めば?)

今回はレベルが違う話で、どでかい中国でわずか10地区の中に入る国家級新区とのことで、総面積は2,299平方kmというからかつて聞いた、大大連市構想が具体化した形。

この際あえて言わせてもらえば、この地の発展は、満州鉄道を筆頭に、どこぞの国が早期に、現地の皆さんと一緒に経済・生活インフラづくりがあったからこそ。 お祝いもいいが、歴を重視するのであれば、こちらも忘れてもらっては困るのだ。 




しかし、今回の話はおめでたい話なのだろうか?  各地の発展競争という意味では、優等生としてベスト10に認められたということかもしれないが、目先現地の状況はそれどころではない。  現実、大開発の挙句、ゴーストタウン化した地域もある。

私みたいに、一旦大連を離れたものから見れば、ビルが立ち並ぶどこにもあるような大都市になるよりも、海を活かした特色ある地域として注目されて欲しいところ。

先月、大連に観光に行きたいけど・・・ 相談にのることになった。 もしも私なら、どうせ観光ならば他の地域を選択するであろう。 仕事で、単身で・・・ これは大連がベスト。 これまでは間違いない。 しかし・・・・  

好き嫌いの話ではないが、以前の環境・規模の開発区が私は好きだ。 地域の名前をミックスしたような、日本語でどう読んだらいいのかわからにような名前に愛着が湧くのだろうか。 大連(開発区)がますます遠い存在になっていくような気がする。 

過去を振り返る時、何時の時代が良かったか・・・・  みんなはどう振り返るのだろう。



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真似できないチームプレー

2014年06月24日 | 比較文化
ワールドカップ、日本代表はどうなることやら・・・・  過度に期待しても選手にはお気の毒な話。 FIFAランキングがどれほどの目安になるかはわからないが、そこに頼れば、これまでの戦いはいい結果なのだ。 とはいえ、マスコミの盛り上げ方は半端ではない。

選手たちのためにも勝って欲しい。 彼らに1勝もできずに帰国させるのはお気の毒過ぎる。 

試合を見ながら、いつもの発想。 果たしてサッカーは中国人に合うのか? 個人競技は何をやっても強い人が出てくることだろう。 国家政策で強化されたら、いろんな体系(民族)で、13億人のバックボーンがある。かなりの確率で上位独占出来る国である。

でも、チームプレーはどうだろう? バレー、バスケット。 中国には小柄の人もいるのだが、でかい人(民族)もいるわいるわ。 強そう~ではある。 

しかし、興奮せずとも最後に個が出るお国柄。 はたしてサッカーは?

世界のトップ選手が日本の選手にアドバイスしていた。 意外な、それでいて納得して聞ける内容だった。 

『もっと自分らしいプレーを思い切ってやれ。 機械的なサッカーでは駄目だ。 ひらめきで動け・・・・・ 』 この手の意見が続々出てくるのだ。 やはり何をやっても真面目さが出てしまう日本人。 まんざらチームプレーだけでは通じない、さすがにワールドカップのレベルである。 一定レベル以上になると個を出さないと勝てないようだ。

一方、スタンドでは日本人の試合後のゴミ拾いが話題になっている。 日本からブラジルまでゴミ袋まで持っていくのである。(TVでやっていた) 中国は、サッカーはそのうち強敵になって出てくるだろうが、こちらは当分真似できないことでは?  なにせ、あの興奮の中、負け試合でもだから・・・・  やはり世界が驚くはずである。




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ワールドカップ始まる  五彩城は?

2014年06月14日 | 庶民生活
皆様いかがお過ごしだろうか。 まずは、両国の気まずい関係の中、何かと以前の自由がない、気分が悪い、面白くない環境下でのお仕事ご苦労様です。 

いよいよワールドカップが始まり、前回のワールドカップの時を思い出して一言。
 
ワールドカップと言えば、五彩城(欧米系の店)の大騒ぎを思い出す。 明日は仕事もあろうに・・・・ そんなの全く関係なさそうな男女が、(とは言え、関係ない人は五彩城にはまずいないはずだが)、深夜まで大騒ぎ。 日本との対戦以外では、仲間入りしたらさぞ楽しかろうと思ったり、あまりのハイテンションに思わず遠ざかったこともある。 確かドイツの試合だった。 

本場でサッカーを見たことのない私だったが、サッカーの楽しみ方を改めて教えられた気がした。 薬でも飲んだかというほどの興奮状態だ。 ここで、サッカーとビールがベストマッチであることを再認識したのである。 しかし、現地で、興奮したどデカイ男ども(女性もでかいが)とビールを飲みながらサッカーを見る・・・・ 遠慮したほうがいいようだ。 

さて、今年はどうだろうか。 話では閑古鳥の五彩城。 海岸通りの方に新しく生まれた地域は欧米系の人たちの街とも聞いたのだが、そちらに動いたか。 

私は既に駐在は卒業させてもらったが、出張で開発区(金州新区はピンと来ない)を訪れると、行く度毎に寂しくなっている気がする。 相当数の日本人が帰国したという話も聞いた。 日本人学校の生徒もかなり減ったとのこと。 両国の関係、大気汚染もあろう。 日本に帰ると改めて彼の地は数値が異常であったことを感じる。 

しかしそれよりも、企業としては経済環境が様変わり。 中国に残るメリットはあるのか。 
現地を市場とする企業はどこに立地しようと元気はあろうが、従前の開発区の役割でいけば、既に魅力はなくなった。 これは日系のみならず、欧米系の企業も事情は同じだろう。 やはり大幅に減少しているはず。 

今年のワールドカップは久々に五彩城に元気を取り戻させてくれるのか。 あちらさんも、お祭りの時くらい多めに見て、羽目を外させてもらわないと、駐在員もたまらない。 


感謝とともにご報告

最近は本人さえ見てなかったのだが、いつのまにやらトータル閲覧数が100万回を超えていた。 読者の皆様方に心より感謝。 有難うございます。





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ご挨拶まで

2014年02月17日 | ハプニング

現在、当ブログはお休みをいただいております。 これまで読み続けていただいた方々に対して大変申し訳なく思っております。  
この度、ブログ再開のありがたいコメントを頂き、お礼とともに、改めてお詫び申し上げる次第です。

今一歩踏み切れないのが、出張者の身分でこの場で言い切るのは日々悪戦苦闘されている駐在者に対し、ある意味失礼ではと思ったりもしております。 我が身が駐在者であった時、例えば、OKY(お前来てやってみろ)の世界、視点があり、それがこのブログの面白みでもあったと思います。 そこが私のブログの始りでした。

それが言われる身になるや、躊躇してしまいます。 どうも私の頭は素直(単純)にできているようです。 毎月大連には来ているものの、情報の整理とテーマの連続性が保てません。 これぞという部分にたどり着けません。 従来、ブログのテーマを考え、身の回りでその現象を確認したうえで書けたのですが、瞬間の思いつきとなると、迫力のない中身となり、以前の一人よがりの自信も持てません。 結果、先の理由とともに公にアップするのを躊躇。 正直なところ、疲れて大連に入り、疲れて日本に戻ります。  以上言い訳です。


開発区、今改めて思う事。 やはりおかしい。 おかしい中で、流れが大きく変わったような気がしております。
 
マンション建設、開発行為は以前と同じ、相変わらず続いております。 規模が大きい、案件が多いだけに見るだけで恐ろしい世界です。 反面、人の考え、雰囲気は確実に変化してきております。 いつものごとく、五彩城の状況で判断してもその変化、結果は同様です。 

政府主導の反腐敗闘争は確かに継続的に行われ、その効果を上げているようです。 権力者の自粛は徹底、飲食行為や派手な行動は極端に少なくなってます。 これは民間ベースまで意識が拡大し、反贅沢運動にもなっている気がします。 その実態はと言えば、企業の業績が悪過ぎるから。 日本同様、賃金アップの声はあるのですが、企業業績は低迷、春節休みも都合よく長期になったようです。 物価は上がり、欲しい物は増加する中、人々の満足度は明らかに低下、反贅沢運動ではなく、やむなくそうなっているといった方が適切かと思います。 
 
日本人の本陣、五彩城。 こちらは閑古鳥の本陣と化してます。 日本人のみならず、韓国、白人系も激減。 何とかやって行けているのがまじめな食事の店くらい。 カラオケは言うまでもなく、スナックにしろ寂しい限り。 そもそも、日本人はどの程度減ってしまったものやら。 

いろんな経済指標があるとは思いますが、人々が感じる実体経済は(ごく一部を除けば)大きくマイナスに動いている気がします。

こんな時はオリンピックはまだしも、他国批判を話題にする傾向は強くなります。 変な方向に進まないことを願っております。


必ずや数年間の反省と取りまとめ集を準備させていただきたいと思います。 復活の日までしばしお時間を。


上空より開発区

2013年12月14日 | ハプニング

11日、日本に戻ったのだが、当日は前夜の小雪でPM2.5は地に落ちたのか空気が澄んでいるように見えた。 

離陸してしばらくすると、童牛鈴と大黒山がはっきり確認できた。 私にとっては願ったりの 〈 開発区再見コース 〉のようだ。 機内から窓越しの写真はなかなかうまくいかず、普段はカメラはバックの中で足元に放り込む。 慌ててカメラを取り出した。



大連湾にでると、大型タンカーがズラリと停泊していた。 これは忙しいからと見るか、荷物がなく待っていると見るか? 仕事が船舶関連に関係があるだけに気になるところ。



しばし熟睡の後、今はどこぞや? タイミングよく釜山上空。 こちらも天気は良かった。



到着した福岡はつめたい雨。 





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