スキンケアの基礎知識

スキンケア、毎日行っていると思います。ですが、今行っているスキンケアに効果を感じていますか?もし、間違った方法で行なってしまうと、肌トラブルにつながってしまいます。今のスキンケアに少しでも疑問を感じているなら、一度基礎知識から見直してみましょう。

化粧水の選び方

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化粧水の選び方、

ご存知ですか?

 

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化粧水の選び方の前に、

化粧水の目的を確認しましょう。

 

化粧水の目的は、

「肌に潤いを与える」

事です。

 

クレンジングと洗顔で、肌の汚れを落とし、

肌がきれいになった所で潤い(水分)を肌に与える。

 

それが化粧水の目的です。

 

では、どんな化粧水を選べば良いでしょうか?

 

それは、

「肌に潤いを与えることが出来る化粧水を選ぶ」

ということです。

 

当たり前だと思われがちですが、

意外と出来ていないのが実情です。

 

化粧水の成分の大半は、”水”で出来ています。

 

 

肌の表皮は何層にもなっている上に、

バリア機能があり、体内の水分の蒸発を防ぐとともに、

体外からの水分を弾く働きも有るんですね。 

こちらの記事も参照してくださいね⇒肌の仕組み(表皮と真皮)

 

 つまり、水分は肌の内部まで入っていかない。

 

 

ということは、化粧水に含まれている保湿成分などは

体内に入っていけず、そのまま蒸発してしまうということです。

 

 

では、どうすれば良いかというと、

肌のバリア機能を超えて

体内に入っていける成分を含んだ化粧水を使えば良いんです。

 

 

例えば、ビタミンC誘導体が含まれた化粧水。

 

通常のビタミンCは、肌のバリア機能に弾かれて肌に吸収されません。

しかし、誘導体を使うことで油溶性等の物質で安定性を高め、

肌内部まで入っていけるようになるんです。

 

 

 

 

洗顔の正しい方法

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洗顔、正しい方法で出来ていますか?

 

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クレンジングと同じように、

洗顔は、間違えた方法で行うと

肌に負担を掛けてしまします。

 

肌への負担を減らすために、

正しい方法で出来るように手順を確認しましょう。

 

 

1.顔全体をぬるま湯で流す。

  表面の雑菌などを流します。

 

2.洗顔料を泡立てる。

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   洗顔は、泡で洗うため、

  洗顔料を泡たてます。

 

 3.Tゾーンに泡をのせます。

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4.Uゾーンに泡をのせます。

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 5.目元、口もとや顔全体にも泡をのせます。

 

6.ぬるま湯で顔全体の泡を洗い流します。

  洗い残しがないように注意して下さい。

 

 

洗顔は、泡を付けた上でゴシゴシ洗う訳ではありません。

泡で汚れを浮かせ、洗い流すものです。

ゴシゴシ洗うと、摩擦により肌に負担をかけてしまいます。

 

ココまで見ていただくと分かる通り、

洗顔のキモは泡です。

 

 

泡立てがうまくいかないという方も多いと思いますが、

その場合は洗顔料が少なかったり、水が少なかったりする場合が多いです。

 

洗顔料だと、だいたい1円玉大程度が適量です。

 

「もったいない」

という気持ちが出てくるかもしれませんが、

一度、多めの洗顔料を使って泡立ての練習をしてみましょう。

 

 

また、水が少なくて泡立たない場合もあります。

泡立ちが良くない場合は水を足しながら行なってみましょう。

 

それでも苦手な場合は、

泡立てネットなども使ってみましょう。

 

 

洗顔料の選び方

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あなたは、どんな洗顔料を使っていますか? 

 

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洗顔料と一言に言っても、様々な種類があります。

 

洗顔フォームや固形石鹸、

ヒアルロン酸等の潤いを残す成分が含まれていたり、

保湿、美白成分が配合されているものもあります。

 

様々な種類がある洗顔料ですが、

どうやって選べばいいか、

確認しておきましょう。

 

まずは、スキンケアのステップをおさらいしましょう。

 

1.クレンジング

2.洗顔

3.化粧水

4.美容液

5.乳液・クリーム

6.UVケア 

 

というステップでしたね。

 

洗顔の後に、

化粧水、美容液、乳液といったステップが待っています。

 

そして、

 

化粧水・・・肌を整える

美容液・・・美白成分、保湿成分を補給

乳液・クリーム・・・油分で滑らかに

 

という目的があります。

 

そして、洗顔の目的は

 

「皮膚の水性の汚れを落とすこと」

 

です。

 

肌の汚れを落として、

後のステップで美白、保湿成分を補給する

下地を整える事が目的です。

 

 

そう考えると、

洗顔のステップで

美白成分や保湿成分を補う必要は無い。

 

というわけで、

洗顔料に

美白成分や保湿成分は

必要ありません。

 

洗顔料にオススメなのは

シンプルな固形石鹸です。

 

 

 

洗顔の目的

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洗顔の目的は、何でしょう?

 

少し考えてみて下さい。

 

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洗顔前にクレンジングを行いますよね。

クレンジングの目的は、

メイクアップ料等の「油性」の汚れを落とす事です。

 

 

一方洗顔では、

肌に付着した「水性」の汚れを落とします。

 

水性=水で洗い流せる汚れ

 

です。

 

 

水性の汚れと言うとピンと来ないかもしれませんが、

ホコリやチリはもちろん、

汗や皮脂、古い角質なども水性の汚れです。

 

 

これらの汚れを放置しておくと、

雑菌が繁殖してしまい、

ニキビの原因になる可能性も出てきます。

 

また、皮脂が参加して過酸化皮脂が作られてしまう

可能性もあります。

 

 

これらの肌の刺激物になる水性の汚れを洗い流すのが

洗顔の目的です。

 

 

クレンジングのステップで、

最後にぬるま湯で洗い流すため、

洗顔は不要じゃないの?

 

と思う方もいるかもしれません。

 

ですが、クレンジングでは

油性の汚れを水になじませ、

水性の汚れに変化させます。

 

しかし、クレンジングは水性の汚れを落とすパフォーマンスが

高いわけではありません。

 

その為、水性の汚れを落とすには、

水性の汚れを落とすパフォーマンスを持った

洗顔のステップが必要になるわけです。

 

 

 

クレンジングの使い方

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クレンジングの使い方、

意外と正しく出来ていない方が多いので

使い方を確認しておきましょう。

 

まず、適量を手に取り

Tゾーンをのせて、

メイクアップ料となじませます。

 

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次に、Uゾーンにのせて、

メイクアップ料となじませます。

 

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その後、目元、口元など

細かいところを含めて

全体的にメイクアップ料となじませます。

 

 

最後に、ぬるま湯で洗い流します。

 

 

このような手順なのですが、

ついやってしまいがちな注意点がありますので、

3点程紹介します。

 

●クレンジング料をなじませる時にこすりすぎる

クレンジング料とメイクアップ料をなじませる必要は有るのですが、

ゴシゴシとこすりすぎても効果は変わりません。

優しく撫でるように馴染ませましょう。

こすりすぎると、肌に傷が付いて肌荒れの元になってしまいます。

 

●使っているクレンジング料が少ない

毎日スキンケアをしていると、使うクレンジング料が少なくなってしまう方がいます。

「このぐらいでいいよね。もったいないし」

なんて思いがち。

でも、適量のクレンジング料を使わないと、

メイクアップ料となかなか馴染まず、

ついこすってしまうようになります。

そうすると、肌に傷が付いて肌荒れの元になってしまいます。

 

●時間をかけすぎる

クレンジング料の成分は、油分と界面活性剤です。

これらの成分は、肌に負担をかけてしまいます。

ですから、クレンジングに時間をかけると、

それだけ肌に負担をかけてしまいます。

クレンジングにかける時間は1分程度で充分です。

できるだけ手短に済ませるようにしましょう。

 

 

 

クレンジングの選び方

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クレンジングと一言に言っても

 シートタイプやクリームタイプなど、

色々な種類があります。

 

色々な種類の中から、どんなクレンジングを選べば良いのでしょうか?

 

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まずは、主なクレンジング剤の種類と特徴をお伝えしますね。

 

■シートタイプ

 

メイクオフ力・・・強力

肌へのダメージ・・大

肌に負担をかける界面活性剤を多く配合し、

界面活性剤の洗浄力でメイクを落とすため、

肌にかける負担は大きいです。

また、シートで「拭く」事で、肌に傷を付けてしまう可能性が高くなります。

 

■オイルタイプ

メイクオフ力・・・強い

肌へのダメージ・・大

オイルタイプのメイクオフ力も強いですが、

界面活性剤を多く含むため肌へのダメージも大きいです。

オイルでサラリとメイクが落ちるため、

手軽さは魅力です。

 

■ジェルタイプ

メイクオフ力・・・強い

肌へのダメージ・・大

同じく、界面活性剤を多く含むため、メイクオフ力は強いです。

肌に馴染みやすいため、扱いやすいタイプです。

 

■クリームタイプ

メイクオフ力・・・中

肌へのダメージ・・中

適度な油分とメイクオフ力を持ち合わせたタイプ。

肌への負担も少ないため、普段使いにもおすすめ。

 

■ミルクタイプ

メイクオフ力・・・小

肌へのダメージ・・小

肌への負担は少ないものの、

メイクオフ力も小さい。

薄めのメイクや敏感肌の方におすすめ。

 

 

このように、クレンジング剤も様々です。

 

また、上記のように分類しましたが、

メーカーによってもメイクオフ力や肌へのダメージも

ばらつきがあります。

 

上記は一つの目安として考えて下さい。

 

 

そして、日によってメイクの濃さも変わってくると思います。

 

休日のナチュラルメイクと、

仕事モードのメイク。

デートでの気合を入れたメイク。

 

このように、日によって変わるメイクの濃さに合わせて

クレンジングも使い分けると良いでしょう。

 

普段使い→クリームタイプ

メイクに力を入れた日→オイルタイプ

外でお酒を飲んだので早く寝たい時→シートタイプ

 

と言った具合にね。

 

 

クレンジング

クレンジングはなぜ必要なのでしょうか?

 

なんて考えたことありますか?

 

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 クレンジングの目的は、

 

メイクアップ料を落とすことです。

 

つまり、「メイク落とし」です。

 

 

メイクアップ料は、水を弾く油性のものです。

 

メイクアップ料をそのまま洗顔で落とそうとしても、

水を弾いてしまうため、洗顔だけでは落とせないんです。

 

その為、油性のメイクアップ料を落とす役割が必要になります。

 

それがクレンジングです。

 

 

クレンジングの主な成分は、油分と界面活性剤です。

 

油分で、メイクアップ料を肌から浮き上がらせ、

界面活性剤で、水となじませます。

 

ちなみに、界面活性剤は水と油を混じり合わせる事が出来る成分です。

 

そして、肌から浮き上がり、水と馴染んだメイクアップ料は、

簡単に水で流せるようになります。